記録的豪雨に見舞われた7月上旬。その後梅雨は明けましたが…。
しばらくブログの更新が滞ってしまいましたが、ちょこちょこ釣りには行ってました。ですが釣果と呼べる程のものはありませんでした。
という訳で、豪雨前後の釣行記をサラッと書いてみたいと思います。
まずは7月1日。釣りに行く予定ではありませんでしたが、夕方に少し時間があったので、散歩がてらよく行く堤防に青物調査に行ってきました。
予想通り青物の姿は確認出来ず…。青物がいない訳じゃなく、ルアーで簡単に釣れる程の数がいないんだと思います。
その後サーフに移動してシーバスとキビレを狙ってみましたが、メタルバイブ2個を根掛かりでロスト。
更にライントラブルでサミー65もロスト。小さいハゼを引っ掛けただけで終了となりました。
続いて7月3日は早朝から近所のサーフでトップチニング。開始から1時間、何も起こらず休憩。陽が昇ってから急にバイト多発。
でも何かおかしい…。キビレやチヌ特有の「ジュボッ!」というバイトは2回だけで「ピチャ!」「チャポン!」という頼りないバイトが連発。
てっきり小さいキビレかセイゴかな?と思っていましたが、正体は彼らでした。
3ヒット2キャッチ。2シーズン通して外道0だったトップチニングでまさかのボラ。しかも2匹も釣ってしまいました。
デッドスローのドッグウォークにガッツリ食い付いてくるなんて…。ハモニカ食いとか有り得ません。最近のボラは完全なフィッシュイーターですね。
史上稀に見る豪雨。一体何日降り続くのか?
7月4日早朝、早起きして釣りに行く準備はしましたが、雨が降りそうなので中止にしました。
結果的に早朝は殆ど雨が降らなかったので、釣りに行っておけば良かったです。まさか4日間も雨が降り続くとは思ってなかったので…。
結局7月4日から8日まで釣りには行きませんでした。全国的に大雨が降り続き、甚大な被害をもたらした今回の記録的な豪雨。
あれだけ雨が降るとどうにもなりませんね。私の住んでる地域でも300ミリとか400ミリの雨が降ったそうで電車が止まってました。
それ以上に雨量の多かった地域も多く、一日も早い復旧を願うばかりです。
今回の記録的豪雨の後に梅雨が明け、これからの釣りは暑さとの戦いになります。
梅雨明け初っ端の釣り。ゴミの無い場所を求め彷徨うも…。
そして7月9日。早朝より近所のサーフへバスロッドでトップチニング。ある程度予想はしていましたが、ゴミ(草や木の枝)だらけでした。
それでも開始20分、ペンシルベイトのデッドスローなドッグウォークで「ジュボッ!」とファーストバイト。残念ながら乗らず…。
僅かにステイさせるも沈黙。更にドッグウォークを続けると追い食いで「ジュボッ!」と出ましたがラインは走らず…。
その後風が出できたので移動しましたが30分間ノーバイト。早々に見切りを付け更に大移動しましたが、そこもゴミが多くて釣り辛く1バイトのみ。
結局近所のサーフを3ケ所回りましたが3バイトのみでボウズ。梅雨明け初っ端から自然の力に為す術も無く撃沈してしまいました。
そしてリベンジ!パラダイスはあった⁉
そして7月10日早朝。今回はシーバスロッドで近所のサーフを巡回。ゴミは前日よりも酷く、全く釣りにならず。すぐに堤防に移動しましたが魚の気配は無し。
今回も早々に見切りを付け大移動。朝から何やってんのかな?と思いながらもいい運動にはなってるハズです。笑
全く期待してませんでしたが、大移動した甲斐がありました。多少のゴミは浮いているものの、風も無くトップにはもってこいの状況。
先日ボラを掛けてしまった名前も知らないペンシルベイト。若干軽いですがシルエットはサミー65とほぼ同じ。
ゴミとゴミの間をドッグウォークで誘いますが出ません。少しずつ移動しながらチマチマ探りますがバイトはありません。
気が付けばタイムリミットまで40分程。今回も移動に時間を取られ過ぎました。ここまでノーバイト。こんな時、私は「無」になれます。
どういう事かと言うと、釣ろうとか釣りたいとか考える事もなく、ただただドッグウォークをするだけ。
投げてはドッグウォーク、足元までルアーを引いてきたらピックアップ。また投げてドッグウォークの繰り返し。
ある意味機械的にそれをやり続けるだけ。ボーッとして何も考えられないというか諦めてるというか…。
こういう状態ってやろうと思っても出来ないというか…。やろうと思った時点で意識してしまってるというか…。無意識にそうなってる感じです。(分かり辛いですね)
残り30分、ファーストバイトは突然訪れました。満潮からかなり下げが効いた時間帯。足元から10mくらいまでルアーを引いてきていました。
シーバスロッドでドッグウォーク。かなりのデッドスロー。腕がだるい。何故今回はバスロッドじゃないんだ?
ほぼ愚痴と思える事を考えていると突然…
「ジュボッ!」
ホントに突然すぎてビックリしてしまいます。この瞬間現実に引き戻されます。
バイトと同時にラインが走り出します。「これはもらった!」と思った瞬間ロッドに重み。「乗った!」と思ったら「カクン」
痛恨のラインブレイク!
「ははは〜」やってしまいました。一番やっちゃいかんヤツです。何故かメインラインから切れてる…。
年に何回かある謎のラインブレイクです。「切れるならボラ掛けた時に切れてくれよ…」思わず本音が出てしまいます。
まあこんな事もあります。悔やんでも仕方ありません。それより魚に掛かったルアーがはずれてくれる事を祈るばかりです。
こんな時は休憩です。水分補給しながらリーダーとスナップを結び直します。
こんな感じで魚を釣り損なうとなかなか「無」にはなれません。ここからはよそ見したり目を瞑ったりして殺気を消します。
すると時合なのか急にバイトが連発します。ルアーは先程ロストしたペンシルベイトの色違い。約15分で7回。全てミスバイト。完全に遊ばれてる感じです。
こうなってくると諦めが入ってきます。気付かないうちにまた「無」になってたようです。
「ジュボッ!」
バイトした瞬間ラインが走りロッドに重み。いきなりファイト開始です。引きの感じではアベレージサイズ。
久し振りの感触です。時折ドラグを鳴らしてくれます。やはりボラとは全然引きが違います。
とは言え今回はシーバスロッド。余裕があります。最初の突っ込みだけは強烈ですが、キビレはあまりスタミナが無い印象です。
上がってきたのは37cmのキビレ。結構腹がパンパンです。鬱憤を晴らすべくラインブレイクからのリベンジ達成!
続けて残りの時間もドッグウォークをやり切りましたが、3バイト追加しただけでノーヒット。結果は12バイト2ヒット1ラインブレイク1キャッチ。
パラダイスはありましたが、私の腕が伴わず1キャッチという残念な結果となってしまいました。
移動に時間をとられ釣りをしてる時間は短かったですが、それでも「ジュボッ!」というエキサイティングなバイトを何度も体験出来たのでまずまず楽しめました。
ハイシーズンにはバイトの多い釣りですが、なかなかヒットに結び付かない事もあり、もどかしい釣りになる事もあるトップチニング。
楽しみ方は人それぞれ。バイトさえあればOKという方もいれば、キャッチしてナンボという方もいるでしょう。
日中よりは涼しい朝マズメですが、暑さ対策は万全にして事故の無い釣りを心がけたいものです。
短時間でも休憩と水分補給はお忘れなく。特に単独釣行される方は熱中症にご注意下さいませ。(熱中症になると動けなくなりますんで…)
無風か風が弱ければ夏はトップチニング。これが私の定番の釣り。真夏のデイの釣りなので過酷ですが、早起きして楽しみたいと思います。
それではまた!