これでハマった!?目と耳で楽しむルアーフィッシング!

真夏のトップチニングってどんな釣り?

さて今回はルアーフィッシングの中でも私の最も好きなトップウォータープラグを使ったトップチニングを紹介したいと思います。

私のソルトルアーフィッシングのスタートはバス用バイブレーションプラグを使ってのチニングだったのですが、夜に2日連続でしかも短時間で計3匹釣る事が出来「これはパターンなのかも?」と思い込み、その後も空いた時間を見つけては夜にチヌ・キビレを狙いに行ってました。

ルアーもバイブレーションプラグだけではなく、バスフィッシングで使っていたシャッドやミノーなども追加して狙っていたのですが、ヒットはするもののキャッチには至らずボウズが3回も続き「やっぱりそんなに甘くはないか?」と思い始めていました。

そんな時、またテレビの釣り番組で『トップウォータープラグを使ったチニング』を観ました。この釣りは夜ではなく真夏の早朝〜デイにかけての釣りで、私にとっては願ってもない明るい時間帯での釣りでした。(目が悪いので夜の釣りは苦手です)

テレビで観たトップチニングはバスでのトップの釣りとそんなに大きな違いはなく、使う道具もほぼ同じ。この時点でもまだ新しい釣り道具は買わず、若い頃使っていたバスタックルをそのまま使っていたので、新たにルアーを買わずに始めれるトップチニングは私にとっては願ってもない釣り方でした。

初めてチヌを釣ってから2週間程経ったある日、その時と同じ浜に早朝からトップチニングに行ってみました。

バスフィッシングをやってた若い頃からトップの釣りは大好きで、夏場はいつもトップから始めていました。その釣りを約2時間ずっと続けられるのは楽しみでもありましたが、腕がもつのか不安でもありました。

まだ薄暗い時間に家を出るのは超久し振り。釣れるかどうかも分かりませんでしたが、とにかくワクワクして釣り場に向かいました。

釣り場に到着してもまだ明るくはなく、こんな時間にチヌやキビレはトップを意識するものなのか?という疑問もありましたが、とにかく準備して早速釣り始めました。

日曜日という事もあって釣り人が多くなれば移動はしにくくなります。出来れば早い時間に1匹釣れたらいいのですがどうなる事やら…。

そんな心配をしながら浜の西側から東に向かって徐々に移動していきます。使用するルアーはペンシルベイトでカラーはワカサギ。スローなドッグウォークで毎回キャストする方向を変えながらチマチマ探っていきます。

今回訪れた浜は砂地なんですが、調べてみたら人工の海水浴場だった所。外洋に面するサーフとは随分違い普段はとても穏やかです。

開始約10分、スローなドッグウォークを続けているといきなり『ジュボッ!』というバスでは経験した事の無いようなスゴい捕食音と共に何かがルアーにアタックしてきました。

確実にルアーに食ってきたバイトでしたが、残念ながらフッキングには至らず。海面に大きな波紋だけを残し再び浜は沈黙に包まれました。

開始間もなくの出来事だったので心臓はバクバク。この日もし釣れなかったとしても、あの捕食音と共にトップに出た事だけで「今日は満足して帰れる」と思ってしまいました。

それからしばらく移動しながらキャストを続けましたが、ファーストバイトのような捕食音を伴うバイトは無く、ルアーの周りに小さな波紋が出るようなチェイスが何度か続きました。

チヌかキビレか?はたまた全く別の魚かは分かりませんが、トップで出た魚の正体だけは何としても確かめたい。時折水分補給しながらキャストを繰り返しドッグウォークを続けているとまた『ジュボッ!』という捕食音と共に海面が割れました。

バスをトップで釣ってた時の事を思い出しながらキャストを続けていたので、今回はラインが走り出すまで少し待ちました。するとラインがスーっと走り出したのでゆっくりとスィープに合わせを入れます。

今度は乗りました。しかもイキナリドラグが鳴り出します。「結構いいサイズかも?」と心の中で呟きながら最初の突っ込みに耐えます。おそらくキビレ。

結構沖の方で掛けたので鯛の仲間特有の引きは存分に楽しめました。いよいよランディングです。ネットは持ってないのでゆっくりと浜にずり上げてランディング。やはりキビレでした。計測してみると40センチ。

私が何故この釣りをやろうと思ったかというと、運動不足解消や持ってるバスタックルで出来るという事もありますが、何よりも大きいサイズが釣れ易いから。色々調べてみたら、真夏にトップでキビレを狙うとほぼ大型しか釣れない事が判明。それを狙わないなんて勿体無いですよね?(笑)

私の場合1匹釣れたら、しかもまあまあのサイズなら結構満足してしまいます。今は短時間の釣りしかしないので、チヌやキビレなら35センチ超えが1匹釣れれば十分です。

ただ、開始して30分くらいしか経ってなかったのでもう少し粘ってみました。一旦浜の東側にあるワンドのような所まで探り終えたので、少し休憩を入れて釣り始めた浜の西側まで戻りながら探っていきます。その間海面を揺らすチェイスはあるものの、バイトには至りませんでした。

折り返してからしばらく超スローなドッグウォークを続けていると、またまた『ジュボッ!』という捕食音と共にキビレであろう背ビレが海面を割ります。

やっとバイトしてきました。今度は少しサイズダウンしたのかドラグが少ししか鳴りません。それでも最初の突っ込みはちゃんとあり楽しませてくれます。

上がってきたのはやはりキビレ。今度は36cm。

バイブレーションプラグを使ったリアクションの釣りも非常におもしろいですが、自分でルアーをアクションさせて食わすトップの釣りは『釣れた』では無く『釣った』感がありコチラも何とも言えないおもしろさです。

バイブレーションプラグをはじめリアクションでのチニングは、サイズを選ばなければ年中楽しめるようです。チヌやキビレはルアーだけではなく色んな釣り方が出来るターゲットとして人気です。

年中楽しめるのでメインターゲットにしてる方も多いと思います。ただ、今回私が紹介したトップチニングは真夏のシャロー(浅場)で最も釣果のあがる釣り方です。

チヌやキビレがいるからといって必ず成立する釣りではありませんが比較的浅い汽水域なら夏場にトップチニングが成立しやすいと思われます。そんなフィールドを見つけたら是非チャレンジして欲しい釣り方です。

ラッキーな事に、私の家の近くにはそんな激浅の汽水域でトップチニングが成立するフィールドが何ヶ所か存在します。今後もトップチニングは私の真夏の釣りのメインとなる事は間違いないと思います。

あの『ジュボッ!』という捕食音と共に背ビレが水面を割る瞬間を見てしまった私は、完全にトップチニングにハマってしまいました。

目と耳、視覚と聴覚に訴える釣り。そんなのがあったんですねぇ…。(笑)

陽が昇る前なら真夏でも気持ちのいい釣りですが、晴れていて陽が昇り始めると暑くて長時間続けるにはそれなりの準備が必要になります。ちなみに私は早朝2時間と決めてますが、その間2〜3回は近くの水飲み場で頭から水をかぶりますし、常に水分補給を怠りません。

私がハマった真夏のトップチニング、そのスタートなった釣行記は以上です。この後も真夏のトップチニングの釣行は続きました。今回使ったペンシルベイト以外にもトップチニングは成立します。アクションのさせ方も含めてもう少し詳しく紹介していけたらと思っています。

トップチニングは、ルアーをアクションさせるのにロッドアクションが必要となります。その分少し難しいかもしれませんが、ヒットする瞬間が見れる非常にエキサイティングな釣り方です。

是非ドッグウォークをマスターして、エキサイティングなトップチニングを楽しんで頂けたらと思います。

それではまた!